中学校の時に作った戦車のプラモデルの写真が出てきたので早速フィルムスキャンを使って読み込んでみた。この当時は写真技術なども無く今観るとキツイ所があります。実は、この写真には思い出があるんです。この撮影は、友人の鈴木君の家で撮ったのですが、予定では、ちゃんと彼が広角レンズなどを借りて用意してくれていたのです。ところが約束の時間に出かける時に親に見つかり(御覧のように相当の数のプラモデルを持って行くので、絶対にバレてしまうのです^^;)足止めを食らって当日、すっぽかしてしまったのです。本当に申し訳ございませんでした鈴木君!子供心に、とても悲しい日でした。

後日、鈴木君に謝って、もう一度撮影会をする事に成功!しかし広角レンズは、もう借りられないとのことで残念だった思い出があります。実は、私は学校の成績が悪く、何時も親に怒られてばかりいたのでした。実際に作ったプラモデルは、ざっと、この6〜7倍は有ったと思います。そして撮った写真も、もっと多くあったのです。ところが・・・父兄会に父が来たのがキッカケで、ついには、そのプラモデルは全て叩き壊される運命にあったのでした。

殴られるのは許せましたけど小学生の時から作って来たプラモデルを目の前で父親に叩き壊された事は生涯忘れることの出来ないイベントでした。その後、写真も無理矢理、破棄。挙げ句の果てに当時、漫画も描いていたのですが、それも全て破られて捨てられました;;私のやりたいことは、ことごとく潰されていった少年時代の思い出です。学校内ではファンもいて、それなりに描いていた漫画も結局それを期に、やる気を無くしました。このプラモデルや後に撮った写真も田宮のパチに紹介されたりもしたのですが、その写真もネガすら手元に残っていません。

当時、美術部に入りなさいと美術の先生に何度も誘われたのですが、こんな家庭環境にあって、とても許されることではなかったので泣く々辞退したのを悔しく思っています。自分で油絵を描く道具など中学生には揃えられないし、だいたい見つかったらエライ事になりますから・・・勿論やりたかったのは山々です。先生がコンテストに出してくださって入賞した事もありましたが・・・結局、今、こんな事をしているのなら、やりたい事を、とことん、やらしてくれれば・・・「人より抜きんでれば何をやっても良い。」なんて綺麗事ばかり言っていたのですが、彼の希望する針路以外は全て潰してきた親父でした。

だからプラモデルも、とっても好きでしたが、それ以降全く作っていません。何か罪悪感が有って買うこともできないのです。未だに、それは残っています。嫌ですね〜でも、たまたま見つけたネガを観て楽しかった事も少し思い出せました。やりたい事を妨害されたのは、まだこの後も続きます・・・親は、子供の世界に深く介入すべきではありません。子供の素養を見極めて才能を伸ばすようにするのが親の努めです。子供は親の所有物ではありません。そして親の夢を託すものでもありません。萎縮して本来ある力を存分に発揮できないばかりか、人生までも大きく変えてしまいます。