2005年 03月 06日
クリスタル |
手前味噌になりますが、私が描いた「クリスタル」、2001年7月作成と、古い作品ですが、Illustrator CS のCD-ROMにサンプル・アートとして掲載されました。CSがインストールされていればご覧の場所にデータがあります。サンプルはこちらです。バージョン10に、既に掲載の話しは、進んでいたのですが、書類のやりとりで遅れがあり残念ながらバージョン10では実現しませんでした。
Illustratorでの写実を始めたのは随分前の頃にさかのぼります。その当時は通常のグラデーションすら無くブレンドツールでグラデーションを作成していました。今では信じられないような環境ですよね。このように黎明期から使っていたからと言って、それだけの時間的なアドバンテージは全くありません。なにせ現在はツールが充実しています。通常のグラデーション以外にグラデーションメッシュやマスクなどもあります。そうそうレイヤーだって無かったな〜だからグルーピングを多用しました。
現在のグラデーションメッシュでも特有の癖がありますが、これもいずれ洗練された方法に改善されていくかもしれません。Illustratorは言わずもがなベクトルデータでの描写ですが、最近では、その境界すら曖昧になっています。それ故ベクトルデータの特徴が薄らいできています。個人的にはベクトルデータでの表現を生かす題材を扱っていこうと思っています。その大きなポイントはノイズの全く無いピュアーなグラデーションの利用です。
ボケやノイズ、ざらつきの表現ならPhotoshopがあります。ベクトルデータでの表現に拘るのなら余計大切な事だと思います。まだまだ発展途上のデジタル画材ですが、絵を描く基本である写実描写は大切です。Photoshopやペインターなどのラスター系では、写真画像などを、お気楽に流用、加工できます。しかしIllustratorでは、そう簡単には描けません。そこが大きな違いです。
私が着目したのが、この点なのです。陰影の見極め切り分け。これこそが本来絵を描くために備わっていなくてはならない最低限の仕様です。しかしデジタルでは、この基本的な仕様なくして前述のように写真、スキャン画像をお気楽にコラージュや加工ができます。これでは堕落以外の何者でもありません。そこでIllustratorでの写実描写により失われた仕様を復活させようと思ったのです。
絵を描ける人には、当たり前の仕様でも、デジタル画材により絵が描けなくても、それなりの作品にでっち上げられる危ういツールでもあります。これは最近のサンプリングループ音楽の扱いにも言えます。基本的なバックボーンがあった上で扱うのならより高度な領域に踏み込めますが、安易に使ってしまえば、本質を見失います。その警鐘も含めて始めた写実描写です。
もっと言ってしまえば美大に行っていたから、もしくは行っているからと行って基礎がバッチリだとは限りません。行っていても駄目なのは大勢いらっしゃいます。また行っていなくても才能豊かな方は一杯いらっしゃいます。何せ入学するのに寄付金の額を書かせる様な所も多くありますから・・・そうそう医者の免許を持っているから名医とは限らない、経済学部を出ていても仕分けすらまともに出来ない。決算時の仕分けなんて絶対無理ですね。最近ならエクセルすらまともに使えないということでしょうか。
まあ、大学も専門学校も就職の時に多少優位になるかな?程度です。一番強いのは縁故などのコネを持っている奴には負けます。才能があるから認められるのは、ほんの一握り。えっ!こんな程度でアーティストになれるの?などと間違っても勘違いしてはいけません。人生それなりの裏があるんです。才能があっても認められない人は星の数ほどいらっしゃいます。特に主観的な見解の入る隙がある業種は特に・・・
しかし、そんな事で諦めないで頑張りましょう!少なくともアメリカなら日本よりは多少ましに評価されるはずです。今はインターネットもありますし。才能ある方は世界に向けてドンドン発信しましょう!負けてなるものか!の精神です^^さて話しを戻しましょう・・・
もし、あなたのマシンに Adobe Illustrator CS がインストールされていたら下図のディレクトリを覗いてみてください。そこに 「クリスタル」が有るはずです。
Illustratorでの写実を始めたのは随分前の頃にさかのぼります。その当時は通常のグラデーションすら無くブレンドツールでグラデーションを作成していました。今では信じられないような環境ですよね。このように黎明期から使っていたからと言って、それだけの時間的なアドバンテージは全くありません。なにせ現在はツールが充実しています。通常のグラデーション以外にグラデーションメッシュやマスクなどもあります。そうそうレイヤーだって無かったな〜だからグルーピングを多用しました。
現在のグラデーションメッシュでも特有の癖がありますが、これもいずれ洗練された方法に改善されていくかもしれません。Illustratorは言わずもがなベクトルデータでの描写ですが、最近では、その境界すら曖昧になっています。それ故ベクトルデータの特徴が薄らいできています。個人的にはベクトルデータでの表現を生かす題材を扱っていこうと思っています。その大きなポイントはノイズの全く無いピュアーなグラデーションの利用です。
ボケやノイズ、ざらつきの表現ならPhotoshopがあります。ベクトルデータでの表現に拘るのなら余計大切な事だと思います。まだまだ発展途上のデジタル画材ですが、絵を描く基本である写実描写は大切です。Photoshopやペインターなどのラスター系では、写真画像などを、お気楽に流用、加工できます。しかしIllustratorでは、そう簡単には描けません。そこが大きな違いです。
私が着目したのが、この点なのです。陰影の見極め切り分け。これこそが本来絵を描くために備わっていなくてはならない最低限の仕様です。しかしデジタルでは、この基本的な仕様なくして前述のように写真、スキャン画像をお気楽にコラージュや加工ができます。これでは堕落以外の何者でもありません。そこでIllustratorでの写実描写により失われた仕様を復活させようと思ったのです。
絵を描ける人には、当たり前の仕様でも、デジタル画材により絵が描けなくても、それなりの作品にでっち上げられる危ういツールでもあります。これは最近のサンプリングループ音楽の扱いにも言えます。基本的なバックボーンがあった上で扱うのならより高度な領域に踏み込めますが、安易に使ってしまえば、本質を見失います。その警鐘も含めて始めた写実描写です。
もっと言ってしまえば美大に行っていたから、もしくは行っているからと行って基礎がバッチリだとは限りません。行っていても駄目なのは大勢いらっしゃいます。また行っていなくても才能豊かな方は一杯いらっしゃいます。何せ入学するのに寄付金の額を書かせる様な所も多くありますから・・・そうそう医者の免許を持っているから名医とは限らない、経済学部を出ていても仕分けすらまともに出来ない。決算時の仕分けなんて絶対無理ですね。最近ならエクセルすらまともに使えないということでしょうか。
まあ、大学も専門学校も就職の時に多少優位になるかな?程度です。一番強いのは縁故などのコネを持っている奴には負けます。才能があるから認められるのは、ほんの一握り。えっ!こんな程度でアーティストになれるの?などと間違っても勘違いしてはいけません。人生それなりの裏があるんです。才能があっても認められない人は星の数ほどいらっしゃいます。特に主観的な見解の入る隙がある業種は特に・・・
しかし、そんな事で諦めないで頑張りましょう!少なくともアメリカなら日本よりは多少ましに評価されるはずです。今はインターネットもありますし。才能ある方は世界に向けてドンドン発信しましょう!負けてなるものか!の精神です^^さて話しを戻しましょう・・・
もし、あなたのマシンに Adobe Illustrator CS がインストールされていたら下図のディレクトリを覗いてみてください。そこに 「クリスタル」が有るはずです。
by chintasan
| 2005-03-06 06:15
| 仕事関連